ビジネスマンにもオススメの漫画『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』
こんにちは。
株式会社ONE、広報担当 杉田です。
東京都の緊急事態宣言はまだ解除されていませんが、解除された地域でも外出を控える方が多いのではないでしょうか。
まだまだ気を抜かないことが大事ですね。
さて今回は、週刊誌『モーニング』で連載中のサッカー漫画、『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』をご紹介したいと思います。
サッカー漫画としての面白味はもちろん、ビジネスシーンでも役立つ経営やマネジメント論などのアイデアが満載な漫画として、ビジネスマン向けの雑誌にも取り上げられていました。
これから大きく変化していくことが予想される社会で活かせる、「ピンチを乗り越えてチームで勝つ」ことが学べる漫画です。
これまでのサッカー漫画とは一味違う視点から学ぶ、チームマネジメント
『GIANT KILLING』の主人公は、サッカー選手ではなく監督である点がこれまでのサッカー漫画とは一味違います。
選手目線ではなく、チームを鼓舞する側の監督の思考や目線が随所に見られます。
自分が活躍するのではなく、チームを勝たせるためにはどうするか。
”チームを勝たせる”という点は、会社内の他部署との連携や、プロジェクトを成功をさせるための考え方に似ているかと思います。
自分ひとりでやるのではなく、選手のモチベーションをあげたり、勝つためにはどんな戦術を立てる必要があるのかを具体的にしていくのが大事だと分かる漫画です。
ひとことで”チーム”といっても、ビジネスでいえば会社内のみならずお客様や取引先や地域の方々など、実は関係する人はたくさんいます。
この漫画にも、ピッチで活躍する選手、監督やコーチ、フロントと呼ばれるチームの経営陣、サポーターなど、チームを取り巻くさまざまな人が登場します。
そして、それぞれの多角的な視点で物語が進んでいくのも見どころのひとつです。
勝つためにはどんな状況下でも前向きでいることが大事
この作品のタイトル『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』とは、日本語で「大物食い」「番狂わせ」など、弱い者が強い者に打ち勝った時に使われる言葉です。
主人公である、達海猛(たつみたけし)監督の考え方やセリフが作品を如実に体現しています。
例えば、
「弱いチームが強い奴らをやっつける。勝負事においてこんな楽しいこと他にあるかよ。」
ピンチに陥った状況を”どう楽しむか”に焦点を当てているのがわかるセリフです。
次は、1軍と2軍との試合前に、2軍選手がひるんでいたときの激励のセリフ。
「やる前からひるんでどうすんだ。試合前に有利も不利もねぇ。スコアは常に0-0から!誰に対しても平等だ。」
どんな状況下でも、前を向くためにはどうするかを常に考えさせられます。
さいごに
私が一番好きなセリフをご紹介します。
「そのまま行け、何度でもしくじれ。その代わり、一回のプレーで観客を酔わせろ、敵のド肝を抜け。お前ん中のジャイアント・キリングを起こせ。」
”人生においてどんな大逆転を起こしたいか”を考えさせられる、自分にとって支えとなっている言葉です。
多くの失敗をすればするほどその大逆転は面白くなるに違いないと思うと、失敗を恐れずに何度でも挑戦してみようと勇気をもらいます。
今ピンチの状況にある人もそうでない人も、自分の人生に照らし合わせて読むと、いざというときの打開策が見つけられるかもしれません。
ではまた次回。
広報担当 杉田