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史上最年少でタイトルを獲得した若き天才!藤井聡太プロ棋士から学ぶ成功の基準

こんにちは。

広報担当杉田です。

 

現役高校生でありプロ棋士でもある藤井聡太さんが、17歳11ヵ月という若さで最年少タイトルを獲得し、将棋界の歴史を塗り替え注目されていることをご存知ですか?

 

7月16日に30年ぶりの記録を更新し、”棋聖(キセイ)”という最高段位のひとつを獲得したそうです。

私は将棋には詳しくありませんが、ニュースでの「偉業を成し遂げた」という表現からも、そのすごさがうかがえます。

 

どうして最年少でそのようなタイトルを獲得できたのか。

今回は、藤井さんの強さの秘訣について書きたいと思います。



師匠の存在 〜”教わる”と”学ぶ”の違い〜

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藤井さんは5歳で将棋を始め、将棋界の名門である”杉本一門”に弟子入りをしたのが11歳。

そこからわずか3年後の14歳2か月でプロデビューをしました。

 

将棋界のプロは、いくつもの対局で結果を出し続ける必要がある狭き門です。

一定の年齢までに達成しなければ、プロへの道は断たれてしまうそうです。

 

14歳という若さでプロデビューし、プロになってからも29連勝するなど、藤井さんが常に結果を出し続けているのはなぜなのでしょうか。

自分の14歳の頃を考えると、本当に尊敬しかありません。。

 

藤井さん自身の覚悟も並々ならないものであったと思いますが、藤井さんがここまできたのには、杉本昌隆八段という”師匠”の存在がとても大きかったのではないでしょうか。

 

杉本一門の指導法は、一般的に考えられる「教える」という指導法とは全く違い、驚いたことに将棋を教えなかったそうです。

 

プロになるためには、”教わる”のではなく自ら”学ぶ”ことが大切なのですね。

 

 

引退まで考えた師匠の覚悟

杉本一門の教えは、

 

上下関係はいらない

指した手が”最善手”

辞めることは恥ずべきことではない

 

の3つだそうです。

(引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/e4cd2b5159344811564d4456f9927fd0cface86b/images/003

 

上下関係はなく、本人が決めた手を最善手だとする相互の信頼関係。

師匠との信頼関係があるからこそ、自分のことも最後まで信じ抜けるのかもしれません。

 

また、藤井さんがプロ棋士になれなかったら引退も覚悟していたという杉本昌隆八段。

師匠に引退を考えさせるほどの藤井さんの覚悟もさることながら、そこまで弟子に命をかける杉本昌隆八段の指導者としての姿勢からも学ぶことばかりです。



”天才”は才能やセンスではなく、努力を継続してきた人

藤井さんのことをあまり知らないで結果だけを聞いていると、”天才”のように感じてしまうかもしれません。

 

しかし、「幼い頃からかなりの負けず嫌いで、大会で自分より少し下のクラスの子に負た際に悔しさのあまり盤上に突っ伏して泣いていた」というエピソードを知り、血のにじむような努力をしてきたのだろうなと私は思いました。

 

絶対に勝ちたいという想いがあるからこその悔しさをバネに、きっと周りの友達が遊んでいる時に遊ばず、やるべきことをコツコツと続けたからこその結果ではないでしょうか。

 

私も今では事業の世界でのプロですが、どの世界でもプロになるにはこのような”基準”があるのだと思います。

 

期待のルーキー藤井さんから、今後も目が離せません。

私も、結果を出し続ける人たちに、謙虚に学んでいきます。

 

(参照記事)

https://www.shogi.or.jp/news/2020/07/200716_n_fujiisota_record.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/e4cd2b5159344811564d4456f9927fd0cface86b