【8月20日は何の日?】「蚊の日」の由来と、蚊取り大国
こんにちは。広報担当杉田です。
今回は、ちょっとした小ネタを。
夏の風物詩ともいえる「蚊」にまつわる話です。
8月20日は【蚊の日】
日本の夏というと必ず思い出されるもの、それが「蚊」ではないでしょうか。
今の日本では、蚊に刺されたところで痒いくらいで済みます。
しかしかつては、蚊が媒体となるマラリアという感染症が流行り、その原因や予防法、治療法は長い間謎のままでした。
今でこそマラリアは予防可能で、治療も可能な病気とされていますが、
マラリアの話は紀元前の書物や粘土板などにも書かれており、多くの人に恐怖を与えていました。
そんな折、1887年の8月20日、ロナルド・ロス博士がマラリアの原因となる原虫を発見しました。
(ロス博士はその功績により、ノーベル賞も受賞しています)
ロス博士の原虫発見が予防法や治療法を見つけるきっかけとなり、多くの人を救う礎がつくられました。
そういった背景により、8月20日が【蚊の日】として記念日になりました。
「蚊取り」大国である日本
寝ている時に蚊の羽音で目覚めてしまうと、そのあと仕留めるまで眠れない、という経験をしたことはありませんか?
日本人の夏といえば、蚊との戦いの歴史ともいえます。
蚊取り線香や電気式の蚊取り装置、スプレー等々、香りや超音波によって多くの蚊対策がされてきました。
実はそういった日本の商品の数々が、今もなおマラリアで悩む国で役立っているそうです。
日本の蚊との戦いが、世界の国々のお役に立てているとは嬉しいですね。
まだまだ続く夏。
蚊との終わらない戦いに挑みつつ、今日もしっかり働きます!
広報担当 杉田
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