コロナウイルス〜体感する現状と、今の私に出来ること①〜
こんにちは。
元看護師の、広報担当 河野です。
ここのところ、コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
かく言う私も、コロナに関する情報にはアンテナを立てていますし、外出する時は必ずマスクをしてアルコールの手指消毒もしっかりとしています。
今の段階では、新型コロナウイルスに効く薬はまだ確立していないため、発熱や咳の症状に対して緩和させる治療法しかないとのこと。
毎日感染者が増える一方で、検査を受けるまでにも時間がかかることや、医療機関での病床数不足など、関連する問題も多くありますよね。
無症状や軽症の人はビジネスホテルに滞在するなど、既に医療機関だけでは対応しきれないほど感染が広がってきているということに、危機感を持って行動しなければいけないなと感じる日々です。
社長は最近よく、「自分は既に感染している、と思って行動している」と言っています。
社長の話を聞いて思い出した事があります。
医療現場での看護師は、常に患者さんに近い環境で多数の人と関わる必要があります。
そのため「スタンダードプリコーション」という、院内における感染予防策を常にとっています(これは看護師の基本中の基本になります)。
「スタンダードプリコーション」とは、感染している感染していないに関わらず、
①手洗いやうがい
②マスクや手袋などの着用
③周辺環境(机など手が触れるものすべて)に対してのアルコール消毒
など、感染の原因となるものすべてに対しての対応をとことん徹底していくというものです。
病院だからこそと意識していましたが、毎日感染者が増える今となっては、外出する時や家に帰った時にも意識することで感染拡大を防ぐひとつになるかもしれません。
テレビやSNSでも取り上げられていますが、「自分は症状がないから大丈夫、自分はうつらないから大丈夫」ではなく、自分がうつさないように、まず何ができるのかを考えることが大切だと感じる日々です。
【参考文献】
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
日本WHO協会 新型コロナウイルスに対する基本的な保護対策:
https://www.japan-who.or.jp/event/2020/PDF/protect_yourself.pdf
広報 河野